43段目5番
幅広の壁
の脇を歩いている
そびえるように高いが
てっぺんは人が行き来できるほどに広い
犬や馬やライオンがどんどん追い越していく
突然馬が嘶きライオンが吠えた
そいつらが狂ったように走りだした
豹も犀も駝鳥もいる
このままでは踏み潰されてしまう
壁によじ登ろうとしても足掛かりがない
極度の恐怖と絶望感に鷲掴みにされたところで
果たせるかな 夢と気づいた
夢を見た
1篇の詩をでっちあげた
起きて、思い出そうとしたが跡形もなかった
また、夢を見た
今度こそはと
メモ帳へと転がり<☓☓☓☓>と書きつけ
もう1度横たわり、ウトウトした
そうして6時間後
(それをここに記しはしないが)まあそこそこの形になった
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