37段目1番
高田馬場
小滝橋のアパートに住んでいたことがある
動機は忘れたが、押し入れの襖2枚をズタボロにしてしまい、出る際にきっちり弁償させられた
予想を上回る金額だった
敷金で間に合ったのかどうか、記憶にない
チェンマイで借りたアパートの6軒目までは、順番を覚えている
最後のアパートスアンドーク寺裏手のシルバーパークマンションが、13軒目だ
その間の6軒はシリマンカラジャン道路近辺でみつくろった
順序はゴチャバラだ
路地の1ฃอย1のアパート(名前失念)でのことだ
右前方にそびえるシータナーコンドミニアム2の左端を横切り、木戸というか鉄戸を抜け、そのまま真っすぐに進むとセントラルデパート地下1階のトップススーパーマーケットにたどり着く
路地の3にも5にも7にも住んだことがあった
セントラルデパート裏口への正しい入り方は車なら7からだ
シータナーコンドー2の1部屋を満(まん)ちゃん夫婦が所持していた
パヤオに住みチェンマイのマラソン大会に出場した時、何度か利用した
シータナーコンドー2ศริธนาคอนโมิเนียม2を通り抜けず、道なりに行けば、まんちゃんが経営するのぼるで、はす向かいには奥さんのマッサージ店があった
さて、路地1のアパートのチェックアウト時「壁が汚れているから」と2000バーツ請求された
パンティップアパートでのやり取りより更に興奮せずにはいられなかった
<だって壁は、端から汚れていたんだから>
それを10度は言い募った
だが相手は「あなたはそれを指摘しなかった」と素知らぬ顔だ
相手とは、家賃を払いに行くといつも受け取る女の旦那だ
契約書を見せしめのように見せるのだった
入居の際、気づいた点、たとえば便器の上蓋にヒビがあるとか、蝶番が壊れそうとかをチェックするよう確かに記されていた
それを書き込む欄も設けられてある
その頃には時間をかければタイ語も読めるようになっていた
枕のあるなし、鏡の枚数、机洋服ダンスの位置などの確認はシッカリやった
が、どうにもこうにも2000バーツはベラ棒だ
粘りに粘って1000バーツで折り合いをつけた
高田馬場のアパートを出る時より不甲斐なかった
路地1のアパートで暮らした6ヶ月を総括する
右の足の甲の原因不明の痛みで、3ヶ月以上走ることができなかった
だるさが取れず仕方なくスアンドーク病院に赴くとデング熱ไข้เลือดออกとのことだった
ただ完治しているらしくクスリはくれなかった
のぼるまで歩いて3分でも、あまりいいことのない半年であった
関連詩 満天の星に捧ぐ
0 件のコメント:
コメントを投稿