2022年9月4日日曜日

加藤幸子の5冊 その2 長江

 35段目8番

プレー


あまりにもチェンマイべったりだったので50代前半の3年間、 近辺をプレーแพร่、ナーンน่าน、ランパーンลำปางの順で回った

チェンマイの宿を引き払ったあと、それぞれの県庁所在地に10日から2週間腰を据えたのだ

タイ77県のうち県名が県庁所在地でない県は、たぶん1つもない

泊るのは中国系のホテル 安いところを捜せば自ずとそうなる バンコクでも安宿は中華街に固まっていた

プレーには空港もあるようだが、もちろんバスで行った 

その時地球の歩き方は持っていなかったので、足のおもむくままに宿を決めたのだった

例によってグーグルマップで安宿の前の道を調べたが、名前は載っていなかった

向かって左隣のそのまた隣が歯医者だった 

1日目の夕食時に詰め物がとれたので、思い切って入口をくぐった

女医は冠せるべきと言ったが、3、4日かかり値段も聞くに耐えない額だったので、詰めるだけにした

(ひふみん)こと将棋指し加藤一二三は「口の中をイジルと思考力が著しく落ちる」と広言している

敬虔なクリスチャンでもある神武以来の天才加藤は、もう長いこと歯抜けのままだ

近頃は(ひふみん)に倣って、歯が腐って抜け落ちても放ったらかしにしている

2、3日探索したが、県営競技場สนามกีฬาองศ์การบริห่ารจัหวัดを発見した時はうれしかった

ナワトビはそこでした 

時計回りにバスターミナルを抜けヤントラキットグソーン道路ยันตรราษฎร์อุทิศโกศลに出ても、反対に歩いてラートウティットราษฎร์อุทิศに出ても、スタジアムにはたどり着く 

1日置きにそっちから行ったり、あっちから通ったりした

ナワトビのあと気が向けば走った

いったい何を食べていたのだろう? 馴染みの店とかなかったのだろうか?

一度だけ行ったテラス風の店は覚えている

生バンドがいてカラオケもあった 歌いたいと強烈に思ったが実際に挑戦したかどうか、どうしても思い出せない

1年後のナーンではカラオケやに数回通うことになるのだが



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