26段目6番
将棋界雑感、あるいは羽生善治に捧ぐ
いちばん強いのは、木村か升田か大山か中原か谷川か羽生か渡辺か?
といったらやっぱり(羽生)だろう
木村と戦うすべはないが(谷川)との決着はついている
残るは、とんでもない復活を遂げた(渡辺)だ
それまでの不調は<スマホ事件>の残響だったようだ
これに(藤井)が加われば、もう一人(豊島)もいた
将棋界は安泰だ
俺は無神論者だが生まれ変われるならば、将棋頭のある女となって<プロ棋士四段>を目指したい
羽生が生まれた所沢も、羽生市も埼玉県だ
イチローと似通った匂いのする取り澄ましたハニュウの笑顔は好きくない
同じく取り澄ました笑顔だが浅田真央の隠しきれない情感豊かな<太腿>は、大好きだ
羽生という漢字に出くわせば、ぼくは断然(ハブ)と読む
高校野球雑感
印象に残っているのは、太田と井上の投げ合いだ
0対0のまま翌日に持ち越され
結果、松山商が勝ったように記憶している
太田は近鉄に入り、井上は明治に進んだ
ぼくからすれば太田はそれなりの結果をだした
太田の動向を一番気にかけていたのは、井上だろう
高校3年の時(コカ・コーラのキャンペーン)があった
<美しい日本のわたし>と書かれたTシャツを着、飲み放題のコーラを飲み<中禅寺湖>湖畔をお掃除するのだ
その時、1学年下の(マル野バツ子)を見た
こころもち太目で、タイプだ
すぐに手紙を書いた 返事が来た もうひと押しと<2通目>を出した
返事は来なかった
高校を卒業した1年目の夏<日光和楽踊り>へ浴衣を着て、出かけた
浴衣姿の(マル野バツ子)がいた
手紙を書いた 返事が来た 電話をした
中禅寺のホテルでバイトしているという彼女に合わせ、湖畔で会った
<2通目>の手紙は(母親)が握りつぶしたらしい
会う約束をした
電話が鳴った
デートの日に彼女を送ってきた同級生からで
「会えないと伝えてほしい、と言われ電話している」と
結句、13本の瓶入りコーラを飲み干した
キャンペーンバスを日光東武駅で降り、腹をタポタポさせながら家に帰ると、テレビが<作新学院対銚子商業>の試合を映し出していた
延長になっていた
バント攻勢にしてやられ、江川の作新は負けた
遠い昔「もし中学時代に、県大会に出ていれば、江川の球をホームランしたかも知んない」と、軽口叩いたものだった
江川のことは好きでも嫌いでもない
ただ江川を取り囲んでいる(もろもろ)が嫌いだった
今もあるのかどうか、池袋に<フィンランド>というサウナがあった
<池田高校>が清原、桑田の<PL>にぼこぼこにされるのを、そこで見ていた
その1年か2年前、池田の左打者<江上>が、内角膝元に落ちてくるカーブを救い上げるように、ライトスタンドに運ぶのをテレビで見た
美しいフォームだった
王だって柳田だって、あんなふうには打てない
まさに(美しい日本の奇跡)だった
追記 ナン年か振りかで高校野球を見た。新ルールのすべてがチャンチャラおかしかった。
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