25段目3番
蝶々
に季語はあるのだろうか?
年がら年中その辺りを飛び回っているではないか
厳寒の雪降る日光で(ひらりひらりと舞っていた)そんな記憶が、確かにある
紋白蝶、紋黄蝶のことだ
彼らはトンボのように群れて数を頼りに、訴えかけたりはしない
あっちに行きこっちに来、左に外れ真上に浮いて、好き勝手に浮遊する
2017年6月24日日光大谷川河川敷堤周りの草叢を飛び回る蝶たちは、決して翅を休めない
もう菜の葉も枯れ、桜の花も散ったが、何かしらにとまって翅を閉じる蝶は、一匹もいない
(よく疲れないもんだな)とあっちの蝶、そっちの蝶に目を移す
彼らは蛾とは別の種だが、自分の思い通りに飛び跳ねる
彼らが我を忘れるのは、交尾を仕掛ける時ぐらいか
とにかくぼくに興味はなさそうだ
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