2021年7月9日金曜日

マリリン・モンローの3本 その1 お熱いのがお好き

 25段目9番

またタイにやって来た


落っことして、パソコンを壊してしまった
新しいのを買わねばならない
パソコンなんぞなくても、生きていけると自負しているが、いろいろとあって、一刻も早くと、焦るのだ

ああ、なんてこった
パソコンがなければ壊れることはなかったのに
早く替わりをとじりじりすることもなかった
ところがそいつは、壊れてなかった
壊れていたのは、コンセントだった

空きがなく、ホテル用の部屋で待機していたが、本日めでたくアパートの方へ移れた 
落っことしたのは、ホテルの部屋だ
俺は電器釜を2つ持っている
プラグを挿入しても「どっちとも、うんともすうとも」言わないのだ

ああ、なんてこった
さっき新品、買っちまったぜ
あっちこっちが、跳ね回り(いろいろイラつく)俺なのだった



マウスの秘密


バッテリーの寿命が尽きたパソコンだって、コードをコンセントに差し込まずとも1分や2分、3分くらい、電源は通るらしい
俺はそいつを知らなかった 
壊れたコンセントへぶち込むと、一度は点いた電源がプツリと消えた

そのあと、どうイジくっても画面は暗いまま、で、壊れたのはパソコンと決めつけ、新しいパソコンを買ってしまったわけだ
そのパソコンの調子がおかしい
すぐ画面が止まるし、止まらずとも指一本どこにも触れていないのに、画面は勝手に元の場面へ戻っていっちゃうし、挙句の果てにシャットダウンができなくなる

買うときに「これはインドで作られたコピー」との説明を受けた
それにしたって、一年間の保証付き
そこで、店に持って行った

二時間後に電話が鳴り「直った」という
ところが直ってなんかいなかった
やっぱり画面は動かない
すぐにでも取って返したかったが、しつこい男は嫌われる

眠れぬ夜を一晩過ごして、翌日、朝一番で駆け込んだのだ
ところがどうだ 店員は涼しげに画面を動かして見せるではないか!
シャットダウンもちゃんとできる
ってことはアパートのWiFiに問題があるってことだ
苦情が出ている様子はないのだが〜

<案の定だぜ、宍戸錠>
部屋に持ち帰れば、やっぱり画面は滞ってしまう
「一体全体、どうしたことよ」
フロントに持ち込めば、太った姉ちゃんも、やすやすとパソコンを操作しちゃうじゃないか!
そこでピンときた 
頭のいい俺は分かってしまった
マウスが元凶だと
修理に出すとき、荷物になるからとマウスは抜いていった
フロントに運ぶときだって、ブラブラさせてはみっともないと、マウスは、外した

マウスは意図を持った、のだ
ネットの知識も、ろくすっぽないくせに、マウスを乱暴に扱う俺に、思い通りにいかないと八つ当たりして、マウスを叩きつける体たらくに、反乱を企てたのだ

いや待てよ
ブログには、ネットの悪口を散々書いてきた
もしかしたら、ノートブックとの共謀なのかもしれない
とすればマウスを抜いたところで、いずれ画面を止められてしまう可能性はおおいにある
うーん
「マウスさんパソコンさん、わたしが悪うございました
深く反省してますんで、どうかご容赦を」







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