2021年7月1日木曜日

吉田拓郎の5曲第二弾 その5 メランコリー 梓みちよ

 22段目9番

うつろい摩訶不思議


 大昔は刺激を感じてました
 は刺激を望んでました
 は何もないのが一番いいと思います

中学三年か高校一年の時に作った詩の冒頭の三行だ
大昔が何年前で昔が何年前なのかは知らない
大昔の考え方と今が似てるとしても、ぼくとはまったくの別人
昔の人格と性格が、今と瓜二つであっても、やっぱりぼくではないでしょう
不思議なことだが、還暦過ぎからこんなふうに考えるようになった
還暦前は大昔のぼくが成長し、今のぼくになったと思っていたのに
ただ時間に対するスタンスというか感性は昔のまま、あの頃と寸分違わない

 おとといは刺激を感じてました
 きのうは刺激を望んでました
 きょうは何もないのが一番いいです



ほっと、凸凹


仲宗根美樹が今も健在かどうかは知らない
川は流れ、今も流れている
河口付近は逆流だってするが、普段は高い方から低い方へ流れる
滞っている部分が、湖であり沼池であるわけだ
だがカスピ海琵琶湖を足しても、川の総流域面積には敵わないだろう
つまり地球は(でこぼこ)ってわけだ
山と海溝を考慮に入れれば、でこぼこどころかぼこでこ
俺たちはぼこでこの地球に乗っかかって、暮らしている
それを思うと、すこし、ほっとする



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