20段目5番
酔うための10箇条
1、過去を振り返っていたずらに悔いる
2、間近な死に思いを馳せる
3、エロビデオを見る
4、トイレにしゃがんでは小便の近さを嘆く
5、ついでに出の悪さも嘆く
6、よしだたくろうを聴く
7、RCサクセションを聴く
8、赤木圭一郎の「霧笛が俺を呼んでいる」を歌う
9、同じくトニーの「俺にまかせろ」を歌う
10、泥酔し調書を取られた6回の事柄を順番に思い出す
仕上げ、外へ飲みへ出る
にとへ
せっかく日本に生まれ、日本で育ったのに
日本語に精通していない
っていうか苦手だ
むろん他の言語もできない
通算すれば15年 タイで暮らしてきたのに
ちっともタイ語は上達しなかった
思うように日本語を操れないせいだ
ただし<癖>はある
へを使っても、にを使っても、感情や心情に差し障りがない場合
無造作ににを使ってしまう
読み返し、にばっかりで、これじゃああんまり
と、感じる時と、ところどころ
にをへに変えたりもする
先の詩の最後の一行 外へ飲みへ出る も、最初は
にだった
わざわざ飲みに出るのだから少しはこころを解き放とう 開け放とうと
へにしてみたのだ
0 件のコメント:
コメントを投稿