2021年6月20日日曜日

野坂昭如の5冊 その1 骨餓身峠仏葛

 20段目7番

餅がみっつ膨れても


コロナコロナってるが正直、地震の方が怖い
揺れるのがコワイ
3,11の時は、こんな言い方ハシタナイのは百も承知
運良くタイチェンマイにいた
映像を見たら腰が抜けた 
日本に帰り、その時のコトを何人かから聞いた
反応の仕様に困った

市営清原住宅には部屋が3つある
モノをほとんど持ってないので、地震時、もぐり込める場所は電気炬燵しかない
時、赤外線発熱体がじゃまになると思い、取り外した
冬は寒い
去年はベランダの水道が凍った日もコンセントプラグを差し込まなかった

電子レンジで餅を膨らまそうとすると、2つまでならOKだが、
3つにすると、膨れる前に電気がとぶ
だからって10アンペアを、増量する気はない
地震時に電気は邪魔なだけだ
慌てふためくしかない自分が、そこにある




松本清張の本質


クサカリのおかあさんが死んだ
93歳だった
1日24時間フリーの身の上なので、通夜にも告別式にもフルタイムで列席するつもりだった

コロナでもって一般客は焼香だけとなり、受付に費やした時間を加えても僅か30秒で済んでしまった
俺が俺のおふくろを愛した以上に、クサカリはクサカリのおかあさんを愛していた
言おうとして言えなかったことがある
この場を借りて伝えたい

クサカリのおかあさんはカッコいいよ
松本清張を読んであんなふうにケラケラ笑える人は
日本中、世界中、あの世、この世を捜したって
そうざらにはいないぜ!



ワクチン接種


の、予約には電話、パソコン、医療機関へ直接出向く
3つの方法がある
電話もネット環境も所持しないので、混雑もそろそろ頃合いだろうと、6月14日阿久津医院を訪ねた
50年以上前のこと、通信簿に<結膜炎要治療>と記され、小学5年生の夏休み阿久津眼科に通った
当時は国鉄今市駅の目の前にあった
毎日、日光駅から電車に乗れるのが、うれしかった

いつの間に、今のところへ引っ越し、名称を変えたのだろう?
盾を逆さにしたような銀色の金属製容器を、自分で目の下にあてがい、水差しから注がれる液体で洗うのだ
そのあと目薬を差す
ありきたりのものでなくゼリー状であった
いわば阿久津医院は、かかりつけなのだ
それなのに「当院は電話とネットでしか予約は承っておりません」
と、ぬかしやがった

何を隠そうコロナ騒ぎが本格化する以前エホバの証人から2週間に1度聖書について教わっていた
その少々兄弟がメールをくれた
ワクチンを勧める内容で、何はさておき無料ではないか、とあった
「只より高いものはない」と良く言うが、これは理屈に合わない
ぼくは屁理屈をこよなく愛する人間だが
当たり前に「只より安いものはない」と考えたい
有料なら面倒くさがり屋の重い腰が上がることはなかった

で、きょう6月15日、川上病院にやって来た
ここは市役所と至近距離にある
川上病院が阿久津医院に右へ倣えするなら、即、市庁舎に押し入り、思う存分駄々をこねようと手ぐすね引いていた
なのに、あっさり予約ができてしまった
1回目が7月12日 2回目が8月2日
ともに月曜日で15時とのことだ



  


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