2021年4月28日水曜日

映画からの5曲 その2 ロミオとジュリエット(1968年版)

 16段目10番

老いを知るということ


フルチン、フリチン、どちらが正しいか調べてみたら
どちらも間違いではないそうだ

チェンマイで半年以上を暮らしている
気温の下がる12月1月を除けば、部屋にいる時はフルチンだ
もちろん上半身にも何も身に着けないから、滅多にないことだが、ドアがノックされるとうろたえる

優雅を気取っているわけではない
インキン汗疹、予防のためだ
あのしつこい汗疹の痒みを思えば、まだうろたえた方がいい
部屋には、トイレと洋服ロッカーに鏡がついている
62歳の男としたら、鏡はよく見る方だろう
それを目の当たりにした時は「ヤラレタ」って気がした
前立腺肥大だし、上の奥歯2本は抜け落ち、シミはそこら中にある

もう起たないし、頭に毛はほとんどない
でも、それって年を取れば当たり前のことだろ?
別にどうってこたあ、ない
だが、鏡に写った腋の下に毛がなくなっているのを見た時は、懐が縮み上がってしまった
「えっ、いったいいつからなんだ!」
薄くなるとは聞いていたが、こんなにきれいさっぱりなくなるとは

内村航平ほど神々しくはないが、黒々と光り輝いていたのに
老いるって、こういうことなのネ
ってことは1つ年上で、おでこと日本語が貧相な総理大臣の腋も、すっかりハゲ上がってるわけだ
「オイ!安倍、同じ腋毛レス同士、仲良くやろうぜ」
ぼくはホームレスになるから、君は一刻も早く隠居しなさい




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