つつましやかに生きよう
ネって
君と言い合ったことがあった
それは2人仲良くシンプルに暮らそう
って意味合いではなく
5本のビールを4本に、さらに2本は無理でも3本にってことだ
君はぼくより数段強く、スピードも速かった
君の実家で飲んでいた時
近所の同級生がやってきて
「モッドはちっちゃい頃から、何をやらせても上手く早いのだ」
と、自分の手柄のように言うので
「そりゃそうさ!」
と、同調した
君の料理は手際よく、味も使えた
他の人とは知らないがおまんこも手早くさっさと済ませるのだった
君に似て長身で、手のように長く自在な足の指を持つ、おかあさんは元気ですか?
「宝くじは買わない」という詩の中で勝手に殺しちゃったけど、あくまで創作ですから
君とは似ても似つかない、お兄ちゃんの2人目の嫁さんは、見つかりましたか?
君の実家で飲んだのは2回だけだけど
気がついたら、起きてみたら君が隣のいた
なんてことを目論んでいたのに
酔い潰れる前に
「お兄ちゃん、お願い」
君は言って、ぼくを市内のホテルまで送らせるのでした
君のともだちのトムボーイと、そのパートナーと
4人でカラオケのある食堂で飲んだことがあったよネ
「なんか熱っぽい」
って君がこっちを見るから
掌をおでこに持っていった時
まるで啓示のように「ああ、君もぼくを憎からず思ってるんだ」と、承知したのです
至福の時でした
君のことを書くのは、これで終いです
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