2020年3月24日火曜日

ジョージ・ロイ・ヒルの3本 その1  明日に向かって撃て

6段目6番
ビエンチャンアンタッチャブル 2


どう考えてもおかしい
本日の行動開始時
50000キープ札は確かに4枚あった

朝飯はビアラオ3本とカオピヤクで45000キープ
昼飯にビアラオ3本もち米とおかず2品でこれまた45000キープ
部屋に戻る前、トマト4個を5000キープで買い、そのうちの1個をさっき皮を剝いて食した
一息ついて金の計算をしてみると50000キープ札が1枚しかない

アドレナリンでアツくなったスキンヘッド思い当たる節は、1つだけ
トマト4個に50000キープ紙幣を使ってしまったのだ
トマトは大好物だが、日本だと高くて月に1度見切り品の熟しきったのを買うくらい
その腹いせにタイチェンマイでは、ちっちゃな袋に3個か4個詰め込んで5バーツというやつを、毎日買っている
ここビエンチャンだが日本のトマトより「どえれえ」高い買い物になってしまった

ついでだから書いてしまう
ビエンチャンからパークセーへと向かった
昔は「パークサン」と言ってたような気が、しないでもない
ところが市内地図に載ってるバス時刻表には、パークセーとかサワナケートアダプー行きは出ているがパークサンはない
パークセーには7、8年前に行ったことがある

食堂兼カラオケやへ3日連続で昼、夜と通い詰めた
そこの女主人がどうしたわけか、ぼくのテーブルに居座って離れない
気分良くLOSOメドレーを性懲りなくやってしまった
その店でおだ上げるのが、今回の魂胆だ

南バスターミナルから乗り込んで「パークセー」と告げると、110000キープ
ビアラオを除くと、ラオスは物価の高い国だがこれはべんべらぼうに法外だ
110000キープは500バーツ弱
タイでいえばバンコク〜チェンマイ間 バスで10時間の距離だ
記憶ではパークセーまで3時間とかからない
案の定、野っ原でのトイレ休憩からいくらもしないうちに見覚えのある街に出た

「ここがパークセーなんざんしょ」
と昇降台を降りると、何人かが「パークサン」と返答した
パークセーは無論のことパークサンも、やっぱりあったのだ
パークサンまでなら30000キープ
80000キープ余分に払ってしまったことになる
ラオスビール8本分だ

そう計算すると、じくじくと忸怩たる思いが里芋の煮っ転がしのように染み付いて絡み合い、今にも焦付きそうだ
ちなみに食堂兼カラオケやは、建物はあったものの、中はがらんどうなのでした



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