2020年1月14日火曜日

新藤兼人の5本 その1 鬼婆

5段目1番
高校2年の日記から


死んだら何も無くなってしまうんですね
でも生きているんです
不安だって苦しくたって何もないよりは増し
心の底からこう考えられたら素晴らしいですね
そう生きていること自体
喜びを感じられたら

小学生の時の出来事を思い出すことは出きる
でも、その時の心情は思い出せない
やたらとぼんやりするばかりでその時の心情になんかなれっこない
今しかないんですね
今を精一杯やるかどうかは別として
今がなのが一番いいです

ただ生きていくより仕方ないのかもしれない
時に平安を持ち、時には押し黙り、時に笑い、時には憤り
ただ漠然と生きていくしか無いのかもしれない
不安に満ちた心臓の鼓動を理性で抑えることなど出きやしないのだから

「それでも死ぬよりは良かんべ」と、軽口が叩けたらどんなにか楽か

「人間なんて、みんな同じですよね」





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