2025年3月19日水曜日

サム・ペキンパーの5本 その2 わらの犬

 聖書と太宰治


聖書には旧約と新約がある

太宰はカチカチ山などお伽噺に材を取ったモノが多い

歴史はとてつもなく長い

繰り返すともよく言う

果たして、そうなのだろうか?


太宰は苦しく悲しい

若い頃の一時期スラスラと読んだが最近はダメだ

津軽の婆や越野タケのくだりには涙したが

ついこないだ図書館からヴィヨンの妻のCDを借り山本學の朗読で聞いた

不思議と読んだつもりになっていた

なぜかは知らない


映画、特に外国物を見ると聖書を紐解かざるを得なくなる

そうしないと何が何だか分からなくなる

映画の出来立てに思いを馳せれば圧倒的に過去の話

映画にだって歴史はある 振り返りたいに違いない


いろんな訳の聖書を読んできた 新世界訳が占めるウェートは大きい

つまりエホバの証人

証人に清原団地に来てもらい聖書の勉強をしたこともあった

イエスの死を思い起こす集まりには研究を止めたあとも2年続けて出席した

<エホバの証人>を支持する理由の一つに輸血の拒否がある

高校時代から大好きだった献血を20代半ばで止した

また争い事や勝負事を好まない

いつしかぼくもそうした人間になっていた

なぜかは知らない





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