48段目1番
横転
「自転車でコケちゃいました」じゃ収まりがつかない程トンデモなく取り返しのつかないことをシデかしてしまったノでした
5月15日土曜日、ヴィアラの勤務を終えた帰り道、業務スーパーで買い物を済ませ、早速、焼酎を飲リだす
例の如く万能感に後押しされはま寿司へ
枝豆は食べたが、焼酎は何杯飲んだのか?
貸し出されなくなった売り物のDVD¥330を買おうとTSUTAYAへ
狩人の夜、スマイルアゲイン、家の鍵、〆て¥990を払ったような気はする だが、店を出たのは覚えていない
ママチャリに乗ったぼくは転んだらしい
意識がトンでいても、転べば瞬間的に甦って来るものだが、この時のことはマッタク覚えにない
今市病院に運ばれたようだ
病院は姉を呼び出した
姉と話した、かすかなかすかな記憶がある
姉は大怪我とは思わなかった ぼくは平然としていたらしい
さて、部屋に帰った、それからが大変だった
仰向けになることが出来ない
おそらく左側を打ったのだ 右腕を伸ばして横向きになる
起きるにしても、横たわるにしても、10分以上かかってしまう
朝になるまでの時間の、なんと長かったことか
窓を開けると203と書かれた箇所にちゃんとぼくの自転車がある
警官か姉が引きずって来てくれたのだろう
持ち物を調べてみる 預り金証が出てきた
きょうは日曜で病院は休みだ
様子を見るしかないのだろうか?
きょうも仰向けになれない
6月17日月曜日、7:00ちょっと過ぎに今市病院へ
歩いて行く 預り金証、印鑑、マイナンバーカード、保険証、印鑑登録証、おくすり手帳を携えて行く
8:00前に着いた すぐ8:00になり院内に入れた
2年前の診察券と預り金証を差し出し、本日の診察もお願いする 問診票を外科に入れる
なかなか名前が呼ばれない あちらこちらと座る位置を変える
11:00に声がかかった 井口オサミ先生だ
話からすると15日は違う医師だったらしい
スキャンとレントゲンを何回も何回も撮る
その合間を縫って近代ビル社へ電話、今は専務になった担当の最上さんに、自転車で転倒してしまい今市病院からかけているのだが「今月は無理っぽい」と伝える
どんどんと話が捻れていく オサミ先生が言うには「左の鎖骨が折れている 先端が吹っ飛んでトンデモない場所にある 手術が必要だ 肋骨も5本折れている 肺には穴が空いている この影は肺癌かもしれない ここで手術は無理 他を当たろう」
先ず森友にある獨協医科大学医療センターに電話したが駄目
次に済生会病院を物色したが、受け入れられない、とのこと
結局栃木医療センターに落ち着いた
救急車ではないというドクターカーで移動 色々な器具を取りつけられモニターが表示された 理解するには至らなかった
小林先生が付き添ってくれた
運転手、助手席にも人はいた 予定通り30分で到着
ぼく以外の3人はこのあと何処かへと消え去った
またもやスキャンとレントゲンを何枚も何枚も撮る
無理やり仰向けにさせられたが、結果オーライだ
5階の1室に運ばれる
夕食が出た 朝から何も食べてなかったので完食
その後出された朝昼夕食、すべてを完食
これが入院1日目で、このあとも入院2日目3日目と続き、そして手術は9日目なのだが、それらはカットする
下の姉へ手紙を書かねばならない
退院は6月29日
上の姉が迎えに来てくれた 車の中で語らう
「とよ子へ返事は書いた? フミには私から、麻衣が会いたがってるとは言うけど」
「まだだけど1週間以内には出すと思う で、確認なんだけどええちゃんは場所を、つまり家を提供する意思はないんだよね そこで、考えたんだけど昔養老乃瀧だった所でやるのは?」
「あそこは昼、開けたり開けなかったりだよ」
「えんやだったら間違いなく土曜は12:00からやってるね 近くだし」
車が清原団地に着いた 下の姉から2通目の手紙が来ていた
とよ子ちゃん、だったら集会を済ませてからでもいいんじゃないでしょうか? とすればペンションへのチェックインは何時になりますか? それを早めに教えて下さい ぼくは揚げた天ぷらを持ち込めるし、ええちゃんもフミちゃんも何かを作りあるいは買い、持参する可能性だってなきにしもアラずです
ええちゃんが家を提供する気力を喪失したのは、ぼくの自転車事故が原因です
海よりも深く空よりも高く反省し、5ヶ月禁酒の誓いを立てました
カタクカタイ決意です
飲むのはウーロン茶か、ないしはノンアルコールビールとなるでしょう
では、また
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