39段目10番
顛末そして宣言
このブログを通し、酒の上での失敗を繰り返し繰り返し、これでもかそれでもかとしたためてきた
性懲りもなく今回も顛末を書く
またしてもカギを無くしてしまった
部屋のカギと自転車のカギは、まあるい輪っかで1つになっている
部屋に入れないし、愛用のママチャリを盗まれた可能性も否定できない
カギの他に、小銭入れもよく無くす
大抵どこかしらのポケットから出てくるから、気持ちの持って行き場に困ってしまう
実際に正真正銘カギを紛失したのは、ぼくの記憶が確かなら清原団地に越してきて2度だけだ
置いたはずのTSUTAYAの屋根付き駐輪場から藍色のママチャリが忽然と消え失せた
その由を店員に伝えた
「当店ではそういった類のトラブルには一切タッチしておりま
せんので」
だとさ だから言った
「だったらおまわりを呼んでくれ」
と
「あなたが自分で電話すればいいじゃないですか」
「いや、ケータイは無くすおそれがあるので携帯しないのよ、後生だから頼みます」
店員は渋々店の電話に手をやった
警官が2人連れで現れた
早速実地検証だ
ガスト今市店は出入り禁止になって久しい
魚べいでは<無銭飲食もどき事件>を起こしてしまった
だから近頃は幸楽苑とはま寿司を守備範囲にしている
どちらにも自転車はなかった
2人は店内にも入り込み、その日のぼくの言動をいちいちチェックした
ブックオフ前の電信柱に自転車をもたせ掛けたまま「飲みに行くこともよくある」と告白する
直ちに赴いたがやはりない
ブックオフにも侵入して、当日、来たかどうかを確認していた
そうこうしているうちに、胸ポケットに忍び込んでいたカギが、顔を表したのだ
おまわりの片割れに抱きつき(歓び)をお裾分けする
これで部屋には入れるが、依然として自転車はない
呆れ果てた様子の警官2人
「これまでのところ署が把握した当該自転車はない 出てきたら連絡する」と言い残しパトカーで去っていった
ここに1枚の紙切れがある 数字が書き込まれてある
なぜ<そらまめくん>と印刷されたメモ用紙が手元にあるのか、記憶をどのように手繰り寄せても辻褄は見えない
数字はおそらく、TSUTAYAか、はま寿司か、幸楽苑か、ブックオフの、あるいは今市警察署の、とある部署の電話番号だ
はま寿司、幸楽苑にはこれまでに数限りない迷惑を被らせてきた
だが、店側から出禁を言い渡されたことはない
そこでぼくの方から宣言する
はま寿司と幸楽苑、ついでにTSUTAYAとブックオフには「2度と立ち入らない」と
顛末を吐き出すのには食傷した
残るは梵天とすき家くらいだが、梵天は割高だし、すき家はビール2本までだ
ぼくの外飲みでの支出は激減するだろう
一石二鳥だ
追記 ママチャリはカンセキの自転車置き場にありました。
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