2023年1月15日日曜日

フランス映画の5本(コスミック出版より) その3 白い足

 38段目4番

ナント


そのあとの文章を忘れてしまった

ナントと題した詩を酔いに任せてでっち上げた

壮大な詩であった

ような、気がするのだが思い出せないんじゃ、お手上げだ

<そろそろ我がブログに新しい詩を付け加えなくちゃ>という気持ちが隣近所、身の回りにナントはなしに漂っていた

一行たりとも覚えていない(詩の顛末)(言い訳)を書き(糊口)をしのぎ(露命)を繋ぐとは、何というお粗末

若い頃からひょいと浮かび上がった言葉たちを、度忘れしちゃうことはままあったが、最近ぐぐぐぐぐっと増えてきた

酒が入ってなくとも眠れぬ夜に飛び出た言葉を、朝、形にしようとすると跡影もない

だって年を取ったのだから」

慰めにはならぬセリフが、時々押し出されては来るけれど


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