33段目3番
不可解なるモノ
その昔この世は天動説だった
地動説のコペルニクスやガリレオは、さぞかし大変だったろう
それより遥か前、それを唱えて受け入れられなかった人たちの無念に思いが至る
小さい頃、暗記が得意だった
小6の時に覚えた徳川将軍15代を並べるのは、もう無理だが水、金、地、火、木、土、天、海、冥なら、まだスラスラと出てくる
それから50数年が過ぎた
冥王星は準惑星に格下げになった
1998年3月11日、米国惑星センターは「とある彗星が2028年に衝突する可能性がある」と発表し大騒ぎになった
計算違いと分かり不安は解消された
ただそれとは別の直径500メートルの小惑星ベンヌが「150年後ぐらいに2700分の1の確率で衝突する」と言う
それに備えNASAでは、宇宙船をベンヌにぶっつけ軌道をずらす研究をしているとのこと
そういえば恐竜を絶滅させたのも巨大物体との衝突だった
しかしそこまでして生き延び、どうしようというのだろう?
「太陽が燃え尽きる時こそ、わたしたちも終わるべきだ」
60億年後に太陽は200倍に膨れ上がり、地球を(とろ)かしてしまうらしい
俺たちも(とろ)けようぜ
そんなことより人間は何らかの事情で、多分小惑星との衝突以外で滅亡する
もしかしたらぼくの目がまだ黒いうちに
コロナ禍で国家が国家を守ろうとする姿勢が鮮明になった
疫病で人が死んでいくのは仕方のない、ごくごく自然なことなのではないか!
俺たちを数限りなく(無分別)に殺してきた国家が
「いったい何をほざいているのか」
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