31段目2番
パーヤップ大学メーカーオキャンパス
以外に、もっと街寄りのマコーミック病院向かいにゲーオナワラットキャンパスがあった
マラソンを主催するのはメーカーオキャンパスの方で、その頃にはタイ人のレース仲間も何人かおり、名前だってちゃんと覚えたはずなのだ
まったく<忘却とは忘れ去ることなり>だ
Aは警察官で、ぼくより2歳年下だ
一緒に走ってA相手に勝てる気はしなかった
出るレースすべて1位だった(もちろん年齢別ネ)
1度レースの途中でAが便所に駆け込むのを目にした
当然、抜き去った
ところがAは、さも平然と抜き返して行ったのだ
レースのあと「軽く飲もう」と誘ったとしよう
何のわだかまりもなく、ぼくのビールで腹を満たしてくれるのはAだけだった
Bは、チェンマイ市営競技場に隣接する学校の美術教師で、陸上部の顧問でもあった
教師だからなのか人にやさしく、己に厳しい
こいつとは、毎回いい勝負だったが、10歳年下で、カテゴリーは別だ
Cとは同じ年だ どうも同い年と書き表すのに、なじめない
同じ年としても間違いではないと思うが、どうだろう?
メーカーオキャンパスでレース後、新聞紙にくるんだ缶ビールを、そっと手渡してくれたのはCだ
大学内で正々堂々と飲むのは、憚られたのだろう
ラタナコシンホテルを通り過ぎ、ラタナコシン橋を渡る100メートル手前で飲み屋を経営してる、と聞き1度出かけた
このブログで何度かメールを発信した、チェンマイの知人ともちゃんから突如「金を返せ」と、言われた
しつこく誘ってCの酒場へ行った時、勘定を持ったのは、ともちゃんだったらしい 曰く
「いつだってひどいが、あん時の酔い方には目を覆ったよ」だってさ
Cの奥さんをテーブルに座らせ、「Cには、見込みがある」と吠えるように、言い立てたそうだ
その後Cの態度に、変化があったのは言うまでもない
なんだかとりとめがなくなってしまった
最後にコースを紹介して、キレイに〆よう
スタート地点は、キャンパス内だが道路沿いにある
まずソムポートチェンマイ700年道路を左折
チェンマイ~ドーイサケット道路に、ぶつかって、また左折
この一辺の距離は、1キロを欠ける
スーパーハイウェイチェンマイ~ランパーン道路で、またまた左折
ノーンプラティープ交差点を、またまたまた左折
ここを右に曲がれば、国鉄のチェンマイ駅が左手に見える
チャルーンムアング道路の一辺は、1キロ強だ
ブワッククロクシウィライ交差点で、またまたまたまた左折
これで最初に走り出た、ソムポーンチェンマイ700年道路に戻ったことになる
つまり長方形のコースを時計回りとは逆に、1周するわけだ
ここからが長い スタート直後に走った分は、一辺の3分の1に満たないからだ
賞金の出るレースにだけ出場し、金を必ずかっさらっていくDという男がいるのだが、何とそいつがこの一辺の残り部分を、歩いていたことがある
おかげで3位に滑り込んだ ここは3位まで賞金がある
すずめの小便ほどの額だが、出場料と等しいお金を、めでたくゲットしたのだった
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