2021年3月10日水曜日

橋幸夫の5曲 その4 殺陣師一代

 15段目5番

ぼけ助の夢


年を取ると、夢まで老いぼれてしまうのか
最近、多感で多汗であった頃に繰り返し見た(落下する夢)と(追われる夢)をまったく見ない

またまだ頻尿ではなかった時分、何度か見た(溺れる夢)も、22の時に代々木プールで実際に溺れてから、見ていない

話はそれる 60年生きてきて一度も夢精をしていない
それより先に暇に任せ、ついついしごいてしまうからだ

そんなことより、還暦の声を聞いてからの夢には躍動感が、精彩がない
ガキの頃には確かにあったリアリテイーもない
どんより、ぼやけている
ちょっとどころか大いにピンボケ

とろとろにとろけてしまった脳ミソで、息の詰まるような夢を見たいと願うのは、厚かましいだろうか?
俺たちは見る夢から呆けはじめ、それが本体に乗り移るのだろう











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