48段目10番
カトウマサジ
が、お見舞いに清原団地にやって来た
我がガラケーはダレの電話なのか示してはくれない
そういう機能はあるらしいが、ぼくは知らない
だからマサジからだとは分からなかった
ぼくは、2号棟の203の住人なのだが、5号棟と間違えてくれた
おかげで、そのアイダに番号を書き写した大学ノートからマサジのモノと知ったのだ
「上がってくれ」と、ぼくは言った
これまでにも2度、ナニかしらの通知を持って訪ねてきたが、いつもドア先でコトは済んだ
マサジはEGPAいう難病を背負っている
その手術が8月にあるのだった
日にちが決まったのに、主治医は
「それに耐えうるだけの体力がないかも知れない」
と、先送りにしたようだ
「それじゃ、あんまりではないか!」
マサジは見舞い品と称し様々なモノを携えていた
どのように入手したかは不明
だが、ボリューム感たっぷりであった
それを列記し、お礼としたい
梨2ヶ 桃2ヶ ぜんざい ホテルオークラのスープ2ヶ 具だくさん豚汁5袋入り 柿の種4袋 4種のミックスナッツ塩味 じゃこ気分あっさり塩味24枚入り 以上
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